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ゼロの使い魔 -サイヤ人襲来編-
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:08:20.75 ID:Myizdn9n0
「いよいよ今日は召喚の儀式であります。
 これは2年生に進級した君たちの最初の試験でもあり、貴族として一生を共にする使い魔との神聖な出会いの日でもあります。」

キュルケ「楽しみだわぁ〜。あなたがどんなすごい使い魔を呼び出すか」

ルイズ「…ほっといて」

――――

ギーシュ「サラマンダー…キュルケが召喚したのか。」

「最後にして大物を出したものですなぁ、ミス・ゼルプストー。」

キュルケ「私の二つ名、微熱のキュルケの名にふさわしい結果ですわ」

「ええ、これで全員ですかな。」

キュルケ「いいえ、まだ…。ミス・ヴァリエールが。
      おおみえ切った以上、この子よりよりすごいのを召喚できるのよね、ルイズ?」

ルイズ「と、当然でしょ…!!」

ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!!
     私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!!」

チュドーーーーーーーン!!!!!

ベジータ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:14:18.73 ID:Myizdn9n0
「に、人間?」

「あの格好…どうみても平民だな…」

「ああ、平民だな」

ベジータ「く!!一体どうなってやがんだ…」

ルイズ「あ、あんた誰?」

ベジータ「何だって?」

ルイズ「言葉が通じないのね。どこの平民?」

キュルケ「おおみえ切ったことだけはあるわね・・・クスクス。まさか平民を呼び出すなんて」

ルイズ「ちょ、ちょっと間違えただけよ!!」

「さすがゼロのルイズ。期待を裏切らないなぁ!!」「アッハッハッハー!!」

ベジータ「おい!!何だこ…」ルイズ「うるさーーーい!!」

ルイズ「ミスターコルベール!あの、もう一度やり直させてください!!」

コルベール「それはできない。この儀式はメイジとして一生を決める神聖なもの
        やり直すなど儀式そのものに対する冒涜ですぞ!」

ルイズ「でも平民を使い魔にするなど聞いたことありません!」

コルベール「平民であろうと、何であろうと例外は認められません。儀式を続けなさい」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:19:42.80 ID:Myizdn9n0
ルイズ「えぇ〜〜〜・・これとぉ〜〜〜…」

コルベール「早くしたまえ!でないと君は本当に退学になってしまうぞ!!」

ルイズ「分かりました…」

ベジータ「な、何だ貴様!!」

ルイズ「感謝しなさいよね!貴族にこんなことされるなんて普通は一生無いんだから!!」

ルイズ「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
     五つの力を司るペンタゴン。このものに祝福を与え、我の使い魔となせ…」

ベジータ「貴様!!何をするつもりだ!!」

ルイズ「いいからじっとしてなさい!!」

ベジータ「おい!!なんだ・・おい・・・やめ・・・オレには妻子が・・・んむ・・・」


コルベール「うむ、コントラクトサーバントは無事終了しましたな!」

ベジータ「お、おい!!どういうつもりだ!!な・・・なんだ・・・体が熱ぃ!!オレに何をしやがった!!」

ルイズ「すぐ終わるわ。」

ベジータ「な、なに!?くそったれえええ!!!!」



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:25:56.86 ID:Myizdn9n0
ベジータ「く・・・ここは・・・」

ルイズ「やっと目が覚めたようね。胃が痛くなるほど悩んだけどあきらめてアナタを使い魔にすることにしたわ。
     光栄に思いなさい。」

ベジータ「何を言ってるのか分からんが貴様覚悟はできてるんだr・・・貴様!!ななな、何をしている!!!」

ルイズ「それ、洗濯しておいて。言葉が分からなくても使い魔だからそんなことくらいわかるでしょ。」

ベジータ「貴様!!色仕掛けが俺様に通じるとでも思ってるのか!!」

ルイズ「あーー!!!うるさーーーい!!!その上ピーピー吼えてばっかだし!!
     あ、口封じの魔法…去年教わったやつ・・・確か・・・ただちに・・・我が要求にこたえよ!!」

チュドーーーーン!!!

ベジータ「うおおおおおお!!!!!」

ルイズ「うん・・・…おかしいな…」

ベジータ「貴様!!もう容赦しないぜ!!!」

ルイズ「! 分かる!分かるわ!!」

ベジータ「

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:34:17.00 ID:Myizdn9n0
ミスったけど気にしない。

ベジータ「何だと!?」


ルイズ「何か言いなさい。」

ベジータ「け!喋れるなら初めから喋りやがれ!!」

ルイズ「どういうこと・・・沈黙の呪文だったのに・・・あんた、名前は?」

ベジータ「チッ・・・!!そんなことより何がどうなってやがんだ!!」

ルイズ「な・ま・えは?」

ベジータ「・・・ベジータだ。」

ルイズ「あなたは私に召喚されたのよ、使い魔としてね。…ああ、要するに召使いね。」

ベジータ「召使いだと!!!貴様!!俺様が誰だか分かっているのか!!」

ルイズ「知らないわよ。それに使い魔の分際で貴様呼ばわりは許さないわ。」

ベジータ「どうやら死にたいらしいな・・・ッ!!」

ルイズ「あー・・・なんで私の使い魔が平民なのよ・・・。ドラゴンとかグリフォンとか、そういうかっこいいのが良かったのにー!!!」


ルイズ「あれ?ベジータ?使い魔が逃げた?使い魔なのに!?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:40:08.98 ID:Myizdn9n0
ベジータ「チッ!!女ってのはめんどくせぇ!!それより早く戻らければ…」

ケティ「私、スフレを作るのが得意なんですのよ。」

ギーシュ「それは是非食べてみたい。」

ケティ「ほ、本当ですか!?」

ギーシュ「勿論だよケティ!君の瞳に嘘はつかないよ」

ベジータ「おい!!そこの貴様!!出口はどこだ!?」

ギーシュ「君は…ルイズが呼び出した平民じゃないか。」

ベジータ「・・・」

ギーシュ「平民が貴族になんて口の聞き方だ。全く、ルイズの使い魔だけあっ…」

ベジータ「ビックバンアターーーーック!!!!」

ギーシュ「ぎゃあああああああああああああああ!!!」



ルイズ「はぁ・・・はぁ・・・!!私の使い魔知らない!?」

ケティ「あ・・・あの・・・門の方へ・・・」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:48:45.37 ID:Myizdn9n0
ベジータ「クソ・・・月が二つだと!?ここはどこの惑星だ・・・」

ルイズ「見つけたわ!!あなたギーシュにまで怪我をさせて!!使い魔のくせに!!」

ベジータ「フンっ!!死なない程度にしといてやった、ベジータ様の慈悲深さに感謝して欲しいくらいだぜ」

ルイズ「とにかく!!部屋に戻りなさい!!」

ベジータ「それよりここは一体どこだ!!言え!!」

ルイズ「ご主人様にむかって何て口の聞き方を・・・まあいいわ。
     ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国のトリステイン魔法学院。あなたは私の使い魔として召喚されたの。
     私はあなたのご主人様のルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
     お分かり?」

ベジータ「つまり、俺はブウ戦で死んでしまったということか…。」

ルイズ「いや、違うし、訳わかんないし。」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 21:56:44.14 ID:Myizdn9n0
ルイズ「で、すんでるのは地球って言う惑星で、さっきまで魔人ブウとかいうのに戦ってる最中だったわけ?」

ベジータ「・・・チッ。何度も言わせるな!」

ルイズ「信じられるわけないでしょ!そんな別世界があるなんて。」

ベジータ「とにかく俺を元の場所へ帰しやがれ!!」

ルイズ「無理。相手がどこの誰だろうと契約は絶対なの!」

ベジータ「ききき、貴様!!なぜ服を脱いでいる!!!」

ルイズ「寝るから着替えてるの。それ洗濯しておいてね」

ベジータ「貴様!!誰に口を聞いていやが…」

ルイズ「誰がアンタを養うと思ってるの。」

ベジータ「・・・ッ!!」

ルイズ「私の使い魔でしょ。掃除洗濯雑用・・・当然じゃないの。
     朝も着替えを用意しとくように。安心なさい・・・ちゃんと働けば・・・ご飯は・・・与えるから・・・スヤスヤ」

ベジータ「与えるだと!!コケにしやがって・・・おい!!」



ベジータ「・・・チッ!!女ってのはどいつもこいつも!!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 22:00:42.13 ID:Myizdn9n0
すまんドクターコトー見てくる^^;

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 22:04:04.28 ID:Myizdn9n0
ついでにレス。

>>7
その節はどうも

>>9
><

>>19
色々粘ってみたけどダメだったwwww
鬼隠し編のみが正式ですぅ

>>24
ぶっ殺すぞ

>>25
脳内ではブウ戦で、がんばれカカロット!お前がナンバーワンだ!!って言ってる最中に召喚された



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 22:15:14.38 ID:Myizdn9n0
ベジータ「おいクソッタレ!!服だぞ」

ルイズ「ふぇ?」

ベジータ「・・・チッ!サイヤ人の王子にこんなことさせやがって!!」

ルイズ「下着は?」

ベジータ「・・・ッ!!!貴様!!あまり調子に乗るなよ!!」

ルイズ「ご飯抜きにするわよ」

ベジータ「・・・ッ!!」

ルイズ「下の引き出し」

ベジータ「・・・チッ!!ほらよ!!」

ルイズ「着せて。」

ベジータ「ななな何だと!!服くらい自分で着やがれ!!」

ルイズ「…下僕がいる場合は貴族は自分で服なんか着ないの!!」

ベジータ「誰が下僕だ!!それに俺様はサイヤ人の王子だぞ!!何が貴族だ!!」

ルイズ「そ、じゃあご飯抜きにするわよ…」


ベジータ「・・・クソッタレ!!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 22:23:01.88 ID:Myizdn9n0
ルイズ「行くわよ。」

ベジータ「・・・どこにだ。」

ルイズ「朝食に決まってるでしょ」

――――

キルシュ「あ、来たわよ。噂の脱走使い魔とそのご主人様」

ざわ・・・ざわ・・・

ルイズ「ほら、早くいすを引きなさいよ。気が利かないわね。」

ベジータ「断る」

ルイズ「よっぽどご飯が食べたくないようね…」

ベジータ「・・・チッ。・・・!」

ルイズ「?」

―――プシュン!!!!

ベジータ「んぐんぐ・・・そうだな、今日は飯はいらん。」

ルイズ「そ、そう…。ならそこに座ってなさい。」


ギーシュ「誰か!!僕の朝食がないんだが!!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 22:41:52.02 ID:Myizdn9n0
シエスタ「きゃ!!すみません!!!」

ベジータ「・・・」

シエスタ「あの・・・もしかしてミス・ヴァリエールの使い魔になったっていう・・・」

ベジータ「・・・チッ」

シエスタ「平民が使い魔として召喚されたって、もう噂になってますから!!」

ベジータ「・・・誰が平民だ!俺様はサイヤ人の王子だ!!」

シエスタ「え、じゃあ魔法が使えるんですか!?」

ベジータ「いや・・・」

シエスタ「なんだあ。じゃあ平民じゃないですか!!」

ベジータ(・・・チッ!!魔法が使えるのが貴族ってわけか…)

シエスタ「あ、私はここでご奉仕させてもらってるシエスタという者です。」

ベジータ「・・・ベジータだ。」

シエスタ「ベジータさん・・・ですか。よろしくお願いします。」

ギーシュ「おい!ケーキはまだかい?」

ベジータ「…ちょっと待て。俺が持っていってやろう。」
シエスタ「はい?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 22:52:40.63 ID:Myizdn9n0
ギーシュ「このベルダンデと一晩語り合ってね・・・」

モンモランシー「そう・・・一晩中・・・ね・・・」

ギーシュ「ああ…この知的な瞳…感動的な触り心地!!まさに僕の使い魔になるべくしてなった…」

プシュン!!!!ドゴォォォォ!!!

ギーシュ「!!!べ、ベルダンデーー!!!!き、君!!!ななななんてことを!!」

ベジータ「・・・フンッ!!悪い悪い。オラッ、ケーキだ。」

ギーシュ「君は・・・ルイズの使い魔か・・・昨日は・・!!も、モンモランシー!!ちょっと木の陰で語り合おうか・・・」

ケティ「あ!ギーシュ様!!夕べお話した手作りのソフレ。今日のお茶会にと思いましたの。」

ギーシュ「あーーーー、それはそれは・・・。」

モンモランシー「・・・夕べ?」

ギーシュ「いや・・・これはだね・・・」

モンモランシー「ギーシュどういうこと!?」

ケティ「ギーシュ様・・・もしかして二股を・・・ひどいですわ!!」

ギーシュ「二人とも落ち着いて・・・」

モンモ・ケティ「嘘つきーーー!!!!!」
バチーーーーン!!

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:02:27.71 ID:Myizdn9n0
ベジータ「・・・フンッ」

ギーシュ「・・・どうやら君は・・・貴族に対する礼を知らないようだな・・・」

ベジータ「貴様こそ誰に向かって口を聞いてやがる」

ギーシュ「決闘だ!!昨日は卑怯な不意打ちで妙な術を使ったようだが…もう容赦はしない!!
      覚悟はいいな…。ベストリノ広場で待っている!!」

ベジータ「・・・フンッ!」

ルイズ「アンタ!!何やってんのよ!!」

ベジータ「・・・チッ。」

ルイズ「何勝手に決闘の約束なんかしてんのよ!!」

ベジータ「どこにいくつもりだ」

ルイズ「ギーシュに謝りに行くのよ。今ならまだ許してくれるかもしれない…」

ベジータ「なぜ俺様があんな下等生物に謝らないといけないのだ」

ルイズ「あなたは何も分かっていない。平民は貴族に勝てないの。ケガで済めばいいほうなんだから!」

ベジータ「おい、ベストリノ広場はどこだ?」
マリコルヌ「ああ、あっちだあっち」 ルイズ「マリコルヌ!!」

ベジータ「フンッ・・!!」
ルイズ「もー!!!使い魔のくせに勝手なことばっかりするんだから!!」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:11:55.84 ID:Myizdn9n0

オスマン「平民の使い魔など前例が無いが・・・」

コルベール「問題はそのことよりも・・・その者が表した使い魔の印に見覚えがないので…調べてみたところこれに酷似しておりまして…」

オスマン「ほぉ・・・これは…ミスロングビルすまないが・・・」

ロングビル「分かりました・・・」

コルベール「あと・・・額にMの字も同時に出たのですが・・・」

オスマン「それは関係ないわ」

―――

ギーシュ「逃げずに来たのは褒めてやろう」

ベジータ「フンッ・・・!!」

ルイズ「待って!!ギーシュ、いい加減にして!決闘は禁じられているじゃない!!」

ギーシュ「禁じられてるのは貴族同士の決闘だよ。彼は平民。問題は何も無い。」

ルイズ「それは・・・そんなこと今まで無かったから・・」

ギーシュ「ルイズ・・・君はもしやこの平民に、その乙女心を動かしているとか…」

ルイズ「ッ・・!!誰がよ!!やめてよね!自分の使い魔がみすみすボロクソにやられるのを見過ごせるわけ無いじゃない!!」

ギーシュ「君が何を言おうと、もう決闘は始まっているんだ!!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:24:01.37 ID:Myizdn9n0
ギーシュ「僕の名は青銅のギーシュ。従って、青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手する」

「おい!いきなりあんな数かよ!!平民相手にえげつねえ!!」

ギーシュ「まぁルイズの持ち物を壊しちゃ悪いし、ここで謝れば許してやろう」

ベジータ「御託はいいからさっさと始めやがれ」

ギーシュ「んぐっ・・!!そうかい・・」

――

オスマン「これは伝説のみに存在する使い魔のルーンじゃぞ・・・
      まして・・・あのヴァリエールの三女が召喚するとは・・・
      これは失われしペンタゴンの一角に関わることだ」

コルベール「ま、まさか!!」

オスマン「ことの真相はどうあれ、この件は一切口外してはならん」

コルベール「しょ、承知しました!!もしや、あのMの印も・・・」

オスマン「いや、あれは関係ないわ」

―――

ゴオオオオオオオオオオ「土煙でよく見えねぇ・・・あの平民生きてるのか?」

ギーシュ「どうやら…勝負ありのようだな」
ベジータ「おい、もう攻撃していいのか?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:31:08.51 ID:Myizdn9n0
ギーシュ「ど、どういうことだ!!!な、なんで!?」

ベジータ「あのモグラに気の毒だから半殺しで済ましてやるよ」

――プシュン!!

「おお!消えたぞ!!!!」ざわ・・ざわ・・


ギーシュ「く!!どこだ!!」
「後ろだよ」

ギーシュ「何!!」

ベジータ「ベジータ様のお料理地獄!!」

ギーシュ「うわ!何をする!!ぎゃああああああああああああああああああ!!!!」





―――汚ぇ花火だぜ

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:38:36.84 ID:Myizdn9n0
ベジータ「ん・・・」

シエスタ「あ、お目覚めですか。」

ベジータ「何でお前がここに・・・」

シエスタ「食事をお持ちするようミス・ヴァリエールから仰せつかったので」

ベジータ「・・・ルイズが」

ルイズ「zzz・・・」

ベジータ(こうしてれば少しは可愛いのだが…)

シエスタ「疲れたんでしょうね・・・ずっと寝ずにミスター・グラモンの蘇生作業にあたっていましたからね・・・」


ベジータ「・・・チッ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:40:00.80 ID:Myizdn9n0
ひぐらし書いたのも俺ですすいません^^;

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:50:11.00 ID:Myizdn9n0
ベジータ「おい!!なんだこれは!!」

ルイズ「あんたのせいで関係各所回ってる間に溜まった洗濯物よ。」

ベジータ「な!これ全部か!!」

―――

ベジータ「畜生・・・手が冷えるぜ・・・痛ててて!!!何しやがる!!」

ルイズ「教室までのお供もしないで洗濯にいつまで時間かけてんのよ!全く使えないったら!!
     洗濯が片付いたらすぐ教室に来ること!!分かったわね!!」

ベジータ「・・・チッ」


―――

「火、水、風、土の魔法は複数組み合わせることで更に強力になり、別な効果を生み出します。
 そして私達メイジはいくつ組み合わせられるかでレベルが決まりますが、そのレベルは?」

モンモン「はい先生!二つの組み合わせが出来ればライン、三つでトライアングル、四つでスクエアと呼ばれますわ」

ベジータ(な!!ぱぱぱぱ、パンティーが丸見えだと!!)
ルイズ「・・・」 ドゴォ!! ベジータ「うおおお!!!」

「みなさんは、まだ1系統しか使えないと思いますが…」
キュルケ「先生、お言葉ですが、まだ1系統も使えない、魔法成功率ゼロの生徒もおりますので・・・」

ベジータ「・・・・フンッ。なるほどな」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/12(木) 23:59:18.82 ID:Myizdn9n0
ベジータ「なぜ他の連中が「ゼロのルイズ」と呼んでるかようやく理解できたぜ。
      属性ゼロ、魔法の成功の確立ゼロ。それでも貴族か、笑わせるぜ!」

ルイズ「・・・」

ベジータ「ハッハッハッハ!!ゼロのルイズとはよく言わせたもんだぜ!!
      それでご主人様とは笑わせるぜッ!!」

ルイズ「こここ、この使い魔はご、ご主人様に、な、ななんてことを言うのかしら・・・!!」

ベジータ「もしや・・・怒ったのか?」

ルイズ「ゼロって言った回数だけご飯抜き!!!」

ベジータ「・・・チッ!!勝手にしやがれ!!!」






ぐぅ〜


ベジータ「・・・おい」

ルイズ「無理」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:04:50.84 ID:qfW83MmA0
ルイズ「しょうがないわね…。今回は特別に勘弁してあげるわ」

ベジータ「・・・そうか!!」(今後は魔法がゼロだろうと胸がゼロだろうと言うべきではないな…)

ルイズ「胸が・・・なんですって・・!?」

ベジータ「な!!しまった!!口に出てしまった!!!」

ルイズ「やっぱご飯抜き!!プラス今夜は部屋で寝るの禁止!!!!!」







ベジータ「畜生・・・」

シエスタ「ベジータさん・・・?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:13:55.10 ID:qfW83MmA0
ベジータ「もぐっ・・!んぐっ・・・!!」

「残り物でスマンが思う存分食ってくれ、我らの剣よ!」

ベジータ「我らの剣?」

「そうとも。あんたは俺たちと同じ平民なのにあの偉ぶった貴族の小僧に勝ったんだ。
 我ら平民の誇り、我らの剣だ。」

ベジータ「・・・フンッ!」

「見ろ!!真の達人はこんな風に偉ぶらねぇもんだ!!う〜ん、流石だぁ」

ベジータ「ッチ!しかしあの連中はこの俺様を差し置いていつもこんなうまいものを食っていやがるのか!」

「このコック長にかかればどんなもんだって絶妙な味に仕上げて見せるさ!!これだって魔法みたいなもんだ!」

ベジータ「・・・チッ!勘違いするなよ!!別に貴様を褒めたわけではない。」

「いいやつだぁ・・ベジータ!!お前は全くいいやつだベジータ!!是非とも俺に接吻させてくれぇ!!」



ベジータ「うわ!!何をする貴様!!!ビックバンアターーーック!!!!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:22:17.85 ID:qfW83MmA0
シエスタ「また来てください・・・みんなベジータさんのファンですから・・・」

ベジータ「・・・チッ」

シエスタ「あ、あのベジータさん・・・今度ゆっくりお話したいです・・・あのどうしたんですか?」

ベジータ「あ・・・ああ・・・」

―――――

ベジータ「いかんいかん、ブルマに知られたら殺されちまうぜ・・・うお!!!」

キュルケ「いらっしゃい!ようこそ私のスウィートルームへ・・・ベジータ・・・」

ベジータ「な・・・」

キュルケ「いけないことだとは思ってるわ・・・でも私の二つ名は微熱・・・。
      松明みたいに燃え上がりやすいの…」

ベジータ「ああ・・・そうか・・・。」

キュルケ「お分かりにならない?恋してるのよ、私、あなたに。恋は本当に突然よねぇ・・・。」

ベジータ「あ、ああ・・・突然だな・・・うおお!!!」

キュルケ「愛してるわベジータ・・・」

ベジータ(こ・・・この体勢は・・・!!ブルマ!!すまん!!)

ルイズ「何やってんのよ!!!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:29:13.94 ID:qfW83MmA0
ルイズ「ツェルプストー。誰の使い魔に手を出してるのよ」

キュルケ「待って!!彼はあなたの使い魔だけど、れっきとした人間よ!!」

ベジータ「いやサイヤ人…」

ルイズ「どうでもいいから来なさい!!」

ベジータ「いだだだだ!!耳をひっぱるな!!!」


キュルケ「ふん・・・まだ諦めないわよ!!」

――――バタン

ルイズ「・・・まるで盛のついた犬じゃないの!!!」

ベジータ「くっ!!」

ルイズ「跳馬用の鞭よ・・・私間違ってたわ。あんたをつい人間扱いしてしまうなんて」

ベジータ「嘘つけ!!」

ルイズ「よりにもよってツェルプストーの女に尻尾を振るなんて!!犬ぅぅぅ!!!!!!」
バチンバチン!!
ベジータ「うおおおおお!!!クソッタレぇ・・・!!決して痛くはないが…この精神的な攻めは・・・」バチン!バチン!

ルイズ「何よ!!あんな女のどこがいいのよ!!」バチン!バチン!

ベジータ「くそ!!やめろ!!!ああ・・!!!もっと・・・!!もっとだ!!!!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:34:27.48 ID:qfW83MmA0
ルイズ「それでそのままキュルケの部屋へ。」

ベジータ「そうだ、不可抗力だ」

ルイズ「情けないわねえ…あんた戦士なんでしょ」

ベジータ「…」

ルイズ「そうね、明日はちょうど虚無の曜日だし…もう寝なさい。明日早いんだから」

ベジータ「・・・チッ」

ルイズ「ちょっと、今日は部屋で寝なさい。またキュルケに襲われたら大変でしょ」

ベジータ「お前・・・やっぱり俺のこと・・・」

ルイズ「・・・!!!!」


ルイズ「馬鹿!馬鹿!」
バシン!バシン!!

ベジータ「ぐあああああ!!!畜生!!いい!!!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:45:56.47 ID:qfW83MmA0
武器屋「最近は宮廷でも下僕に武器を持たすのがはやってましてね」

ベジータ「おい、もしかして剣を買うつもりか。」

ルイズ「戦士なんだから剣くらい使えないとね。キュルケにまた襲われたら大変でしょ。自分の身は自分で守らないとね」

ベジータ「おい…この間の決闘見てなかったのか」

ルイズ「金貨100で適当なのはないの」

武器屋「100ですかい…まぁなくはないですが…」

ルイズ「それ買うわ!!」

ベジータ「・・・」


―――

ベジータ「おい、何だこれは」

キュルケ「気に入っていただけて?」

ルイズ「どういう意味ツェルプストー?」

キュルケ「ベジータにお似合いの剣を偶然見つけたから、プレゼントしただけじゃない。」

ルイズ「あとをつけてきたって訳?」キュルケ「情けないわね、こんな安物の剣も買えないなんて…」

ベジータ(どっちが気持ちいいだろうか・・・)

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:51:47.11 ID:qfW83MmA0
キュルケ「この剣、ゲルマニア製の業物だそうよ。剣も女もゲルマニア製に限るわね。」

ルイズ「へ、へんだ!あんたなんかゲルマニアで男漁りすぎて相手にされなかったからって、わざわざ隣の国に留学してきたんでしょ!」

キュルケ「言ってくれるじゃない」ルイズ「本当のことじゃない!」

キュルケ「それじゃベジータに決めてもらいましょうか」

ルイズ「そうよ、あんたの剣で揉めてるんだから」

ベジータ(そりゃどっちって言われれば・・・こっちの太くておっきいのを・・・
       だが、これは剣だけの問題じゃなさそうだな・・・)

キュルケ「いい機会だから教えてあげる。私ね、あなたのことが大嫌いなの。」

ルイズ「あら気が合うわね。私もよ。」

キュルケ・ルイズ「決闘よ!!!」


?「うるせえぞ!!馬鹿女ども!!!」

キュルケ・ルイズ「馬鹿女・・・!?」

ベジータ「違う!!俺じゃない!!アッー!!!やめろ!!!くそったれ!!!ああ・・・!!!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 00:57:42.11 ID:qfW83MmA0
タバサ「・・・剣」

ルイズ「・・・?」

?「人が寝てるとこを起こしやがって・・・」

ベジータ「おい・・・剣が喋ってるぞ」

?「おどれぇた!!お前そんなM字頭して使い手かよ!!どおりで目も覚めるわけだ!」

キュルケ「それって・・・知性をもつ剣、インテリジェンスソードじゃない。あなたまた変な剣を買ってきたわね。」

ルイズ「知らなかったのよ!こんな気色悪いのすぐ返品するわ」

ベジータ(知性を持つ剣・・・プレイに幅が・・・よし)「剣はこいつにしよう。」

ルイズ「な!!!」

デルフリンガー「俺はデルフリンガーだ」

ベジータ「ベジータだ。(夜は)よろしく頼むぜ。」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 01:11:34.07 ID:qfW83MmA0
ベジータ「さみぃ・・・!!なんでこんな夜中に」

シエスタ「ベジータさん?」

ベジータ「・・・シエスタか。」

――――――

シエスタ「シルクはかる干しにしてくださいね。ハイ。」

ベジータ「・・・チッ!」

シエスタ「そういえば、ベジータさんはどちらの出身なんですか?」

ベジータ「・・・遠いところだ」

シエスタ「? あの・・・ベジータさん。ありがとうございます!」

ベジータ「・・・?」

シエスタ「何があってもめげないし、平民なのに貴族に立ち向かったり…。
      そんなベジータさんに、たくさん勇気を頂きました。ベジータさんのおかげで、私これからも頑張れます」

ベジータ「・・・ふ、フンッ!!」

シエスタ「おやすみなさい!!」

ベジータ「あ・・・ああ・・・」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 01:21:18.90 ID:qfW83MmA0
ベジータ「何か様子がおかしかったな・・・」

キュルケ「ハーイ」

ベジータ「う、うお!!すまんな、明日早いからな」

キュルケ「ねぇ、この間私が買った剣だけど」

ベジータ「あ、あの太くて硬いやつか!?」

キュルケ「あたしには不要だし、せっかく買ったんだからプレゼントする。」

ベジータ「ほ、ほんとうか!!」

キュルケ「勿論よ、とにかく中で話しましょ」

ベジータ「やはりいいな・・・こんなの(尻に)さしたら・・・」

キュルケ「遠慮しないでいいのよ」
ベジータ「そ、そうか・・・。じゃあな・・・」

キュルケ「逃がさないわよ・・・!」
ドタン!! ベジータ「おい!!この体勢は・・・」
キュルケ「愛の狩人、フォン・ツェルプストーの血が騒ぐわ・・・」
バタン!!
ベジータ「ル、ルイズ!!」
ルイズ「帰るわよ!!犬!!」

ルイズ「あれほど言ったのにまたノコノコ誘いに乗ったなんて馬鹿すぎるわ!!」
ベジータ「落ち着け!!おいなんだその鞭は・・・来るのか・・・くるんなら早く・・うおお!!くっ!!!んんんっ・・・!!!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 01:33:00.25 ID:qfW83MmA0
ベジータ「んぐっ・・もぐっ・・・」

マルトー「貴族連中の残りもんだから遠慮せずに食べろよ!我らの剣!」

ベジータ「・・・今日はあのメイドはいないのか。」

マルトー「お前…シエスタから聞いてないのか?」

ベジータ「・・・?」

マルトー「急遽、モット伯っていう貴族に仕えることになってな。今朝早く、迎えの馬車でいっちまったんだ」

ベジータ「・・・」

―――

ルイズ「モット伯爵は王宮の勅使でいつも学園に来てるわよ。いつも偉ぶってて好きじゃないけど」

デルフリンガー「貴族が若い娘を名指しでって場合はめかけになれってことだな」

ベジータ「・・・チッ」

――

ルイズ「夕食にも戻ってこないなんて・・・あの犬・・・」

ギーシュ「そういえばさっき彼が、モット伯の家の道順を聞いてきたぞ」

ルイズ「モット伯ですって!!!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 01:39:07.57 ID:qfW83MmA0
モット「どうだ、仕事は慣れたか?」

シエスタ「はい、大体は・・・」

モット「そうかそうか。まああまり無理はせぬようにな。私はお前をただの雑用に雇ったわけではないのだからな、シエスタ」

シエスタ「あっ・・・」


チュドーーーーーン!!!!

モット「な、何事だ!!」

兵「侵入者です!!!」

モット「何を・・・衛兵は何をしているのだ!!」

兵「いえ・・・それが・・・外にいる兵は全滅です。」

モット「何だと!?侵入者は何人だ?」

兵「は!確認できる限り一人であります!」

モット「馬鹿な!!そんなことは・・・」

ドゴォォォォォン!!!!

モット「な!!!」

――――貴様がモット伯か?

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 01:52:32.10 ID:qfW83MmA0
モット「貴様!!何者だ!!」

ベジータ「俺様は、スーパーベジータ様だ!!!」

モット「く!!メイジか!!!魔法が使えない衛兵を倒したくらいで調子に乗るな!!」

シエスタ「やめてベジータさん!!伯爵、この者の無礼をお許しください」

モット「ならん!!そこをどけんか!!」

シエスタ「出来ません!!モット伯、お願いでございます。私はどのような罰でもお受けいたします!!」

ベジータ「・・・どいてろ!!小娘!!」

シエスタ「きゃ!!ベジータさん!!」

モット「私の二つ名は波濤のモット。トライアングルのメイジだ。相手が悪かったな。」

ベジータ「だからどうした」

モット「食らえ!!」

ベジータ(無数の鋭い氷・・・あんなのがケツに当たったら・・・くっ・・・)

モット「な、何を!!背を向けただと!!」

ベジータ(こい!!!こい!!!)


ルイズ「ベジーータ!!!!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:00:57.39 ID:qfW83MmA0
バリーーーン!!!
モット「な、なに!?」

ベジータ「くそったれ!!!」

―――

モット「学院の門弟もレベルが落ちたものだ。オスマンに厳罰を要請せなばならん」

ルイズ「急を要したもので許可無くお屋敷に侵入したことはお詫びいたします。
     そして、使い魔の不始末は主人であるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの責任です。
     どのような罰でもお受けいたします。」

ベジータ「・・・チッ」

キュルケ「モット伯爵、これで手を打ちませんこと?」

モット「これは・・・」

キュルケ「伯爵はこれを痛くご所望とか。申し遅れました。
       私、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーと申します。」

モット「ツェルプストー!!ではそれは!」

キュルケ「はい、我が家に代々から伝わる召喚されし書物。どうぞ」

モット「おおおお!!これは・・・」

ベジータ「・・・オイ!!でらべっぴんじゃねえか!!」
キュルケ「でら? あれは魔法使いが偶然召喚したのをおじい様が買い取ったの。」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:05:20.71 ID:qfW83MmA0
シエスタ「本当にありがとうございました!」

ベジータ「・・・チッ」

シエスタ「ベジータさんが頑張ってくださったから・・・」

ベジータ「・・・俺は何も・・・」

チュッ

ベジータ「!!!!!!」

シエスタ「おやすみなさい!!」

ベジータ「あ・・ああ・・・」


ルイズ「部屋に戻るわよ。」

ベジータ「・・・その・・なんだ・・」

ルイズ「少し黙ってて!!これからアンタにどんな重い罰を与えればいいか考えてるんだから!!」

ベジータ「・・・やっぱりあるのか」

ルイズ「当たり前じゃない!!何ニヤニヤしてんのよ。鞭打ち100回じゃ軽いほうね!!」

ベジータ「そ、そうか・・・!!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:11:42.90 ID:qfW83MmA0
ルイズ「もっと背筋を伸ばして!!」

ベジータ「・・・なんで俺様がこんなことを」

ルイズ「うかつだったわ・・・品評会のことをすっかり忘れてた」

ベジータ「品評会だと?」

ルイズ「ええ。生徒達の召喚した使い魔を学院中にお披露目するの。」

ベジータ「ッチ!!くだらねぇ。そんなもの出なければいいだろうが」

ルイズ「2年生は絶対参加なの!!せめて恥をかかないようにしなきゃ・・・」

ベジータ(大衆の面前で醜態を曝け出すのか・・・これもまた・・・)

ルイズ「とにかく、授業が終わるまでにあんたが出来ること、考えといて!」



ベジータ「・・・ッチ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:19:01.84 ID:qfW83MmA0
シエスタ「ベジータさん、何してるんですか?」

ベジータ「いや・・・」

シエスタ「品評会の練習はしなくていいんですか?」

ベジータ「ッチ!俺様は見せ物じゃねえ」

シエスタ「あはは・・・。特に今年はアンリエッタ様がいらっしゃいますからね。」

ベジータ「アンリエッタ・・・?」




ベジータ「なるほど、姫が見に来るというわけか。」

シエスタ「アンリエッタ様は陛下がお亡くなりになって以来、国民の象徴的な存在なんですよ」

ベジータ「フンッ!ますます気にいらねえ」

シエスタ「・・・ベジータさんも頑張ってくださいね」

タッタッタッタッタ・・・


ベジータ「・・・フンっ!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:25:54.19 ID:qfW83MmA0
ロングビル「ミスターコルベール。宝物庫の兵士を門の警備に回すのですか?」

コルベール「なにせ、急なことなもので人手が全然足りませんもので」

ロングビル「でも、土くれのフーケがここの宝物を狙っていると聞きましたが。」

コルベール「ええ、とはいえ、姫殿下の護衛が目を光らせているときにわざわざ入り込む賊もおりますまい。
        もっとも、この扉にはトライアングルクラスのメイジでも歯がたたんでしょう。」

ロングビル「・・・」



――トリステイン王国、アンリエッタ姫殿下のおなーーりーーー!!

「おおおお!!!」「美しい!!」

ギーシュ「おお、なんと可憐な!!」


アンリエッタ「急なわがままで申し訳ありません、ミスターオスマン。」

オスマン「滅相もございません!生徒共々お待ち申しておりました!!」

アンリエッタ「今年だけは・・・ぜひともこの目で見たかったもので・・・」


ベジータ(しかとその目に刻み付けるがいい・・・クックック・・・)

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:32:42.56 ID:qfW83MmA0
ルイズ「ちょっと…出し物は決まったの!?」

ベジータ「・・・」

ルイズ「何ニヤニヤしてんのよ気持ち悪い」

コンコン

ルイズ「もう、誰よ、こんな時間に。どうぞ」

?「・・・久しぶりね、ルイズ・フランソワーズ!」

ルイズ「・・・姫殿下!?」

アンリエッタ「ルイズ・・・ルイズルイズ・・・」

ルイズ「いけませんわ姫殿下!こんな下賎な場所へ、お一人で・・。」

アンリエッタ「そんな堅苦しい行儀はやめて。私達はお友達じゃないの。」

ルイズ「もったいないお言葉でございます。」

アンリエッタ「ずっと会いたかった…ごめんなさいね、父上が亡くなって以来、ずっと心を開いて話せる相手もいなくて…」

ベジータ「フンッ!そういうことか。お姫様が来るから俺にあわててゲイを・・・いや芸を。」

ルイズ「あんたは黙ってなさい!!お許しください、礼儀知らずで・・・。」

アンリエッタ「あのモット伯にたてつくくらいですものね。」
ルイズ・ベジータ「・・・!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:38:43.31 ID:qfW83MmA0
アンリエッタ「アナタにも会いたかったのよ。貴族に立ち向かう使い魔さんて、どんな人かなって。」

ルイズ「姫様・・・」

アンリエッタ「安心して、ルイズ。宮廷内で少し騒ぎがあったけど…咎めはありません。」

ルイズ「じゃあ・・・姫様が・・・」

アンリエッタ「忘れたの?私あなたが困ったときは必ず助けるって言ったでしょ?一応、私も皇女ですからね」

ルイズ「姫様・・・お礼の申し上げようも!!」

アンリエッタ「ルイズは良い使い魔を召喚したわね」

ルイズ「そんな・・・こんな下品で変な生き物!一生の不覚ですわ!!ちょっと何ニヤニヤしてんのよ!!」

アンリエッタ「ここ数年で一番楽しいひと時でした。ありがとう、ルイズ・フランソワーズ。」

ルイズ「私もですわ。姫様」

アンリエッタ「使い魔さん、明日頑張ってくださいね。」

ベジータ「・・・チッ!」

ルイズ「こら!!姫様に向かって!!!どうしてあんたはいつも!!!」

ベジータ「く!!!もっと強くだ!!!そう、そうだ!!だいぶ上達したな!!!」


アンリエッタ「やはり・・・自由の身が一番ですね。」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:45:53.41 ID:qfW83MmA0
ルイズ「いいこと・・・一礼して戻ってくるだけ、余計な真似しないでね」

ベジータ「けっ!!散々言っといてそれかよ」

ルイズ「いいの!!姫様にあんたのことばれちゃったんだから…」

コルベール「続きましてミス・ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!」


ルイズ「紹介いたします・・・私の使い魔、ベジータです・・・種類は・・・」

「がんばれー!ゼロのルイズぅー!!」「アハハハハハ!!!」

ルイズ「種類は・・・・平民です!!!!」

「ギャハハハハハ!!!!」「アハハハハハ!!!」

ベジータ「・・・」

「種類は平民だってよ!!!!」「キャハハハハ!!!」

ベジータ「・・・」

「さすがゼロのルイズぅ!!期待を裏切らないぜぇー!!」「アッハッハッハー!!!」

ベジータ「・・・」

ベジータ「ファイナルフラーーーーッシュ!!!!!!」

「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:51:30.63 ID:qfW83MmA0
ルイズ「ベジータ・・・」

ベジータ「・・・チッ!俺の予定とは違うがこれでいいだろ?」

ルイズ「お辞儀するだけっていったでしょ!!」

ベジータ「フンッ!!死なない程度には抑えたじゃねえか」

ルイズ「何言ってんのよ…。・・・!!ゴーレム!?」

ベジータ「何だ。このデカブツも誰かの使い魔か?」

ルイズ「違うわ・・・これは・・・」

?「運が悪かったわね」

ベジータ「!!あぶねぇ!!」

ルイズ「きゃ!!ベジータ!!」

ベジータ「お前は下がってろ!!」

ルイズ「嫌よ!!」

ベジータ「くそったれ!!」

ルイズ「イン・・・エクス・・・フレイム・・・ファイアーボール!!」


ベジータ「ぐおおおおおおおおおおおお!!!!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 02:56:30.04 ID:qfW83MmA0
ベジータ「はぁ・・・はぁ・・・これだからやめらんねぇ・・・」

?「ハッハッハ!!味方に当ててりゃ世話無いね!!」

ルイズ「ちょ、ちょっと失敗しただけよ!!!今度は本気だからね!!」

ベジータ「ほ、本気のが来るのか!!?」

ルイズ「・・・ファイアーボール!!!」


?「ハッハッハ!!どこ狙ってんだい?」

ベジータ「くそったれが!!」

?「・・・壁が!?今の魔法・・・」

ルイズ「しょうがないわね!!ベジータ!!あんた倒しなさい!!」

ベジータ「いや、お前の魔法をもう一度・・・」

ルイズ「何言ってんのよ!!早くしないと!!」

?「どっちにしろ好都合・・・」


?「感謝するよ!!!」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:02:17.39 ID:qfW83MmA0
―破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ

オスマン「やられた・・・なんたることじゃ・・・よもや宝物庫が破られるとは・・・」

キュルケ「驚きよねー。あの土くれのフーケだなんて。」

ルイズ「あんな大きなゴーレムを操るなんて。トライアングルクラスに違いないわ」

アンリエッタ「二人ともよくぞ無事で!」

ルイズ「姫様!!申し訳ありません、王宮の宝物を・・・」

アンリエッタ「あなたの責任ではないわ、ルイズ・フランソワーズ。私はこの件を王宮に報告しなければなりません。
         また近いうちにお会いしましょう。ルイズ・フランソワーズ、使い魔さん。」

ルイズ「姫様の責任問題にならなければいいけど・・・」

ベジータ「聞いていいか・・・どうして俺が下がれといったときに逃げなかった・・・」

ルイズ「馬鹿ね・・・。使い魔を見捨てるメイジなんてメイジじゃないわ。」


ベジータ「・・・チッ!」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:16:01.90 ID:qfW83MmA0
ロングビル「町で色々聞き込みをしたところ、森の奥の廃屋に出入りする怪しい人影を見かけたという情報を入手いたしまして」

オスマン「さすが仕事が速いな、ミス・ロングビル」

ロングビル「その証言を元に、私が似顔絵を書いたのですが…」

ルイズ「・・・フーケです!!土くれのフーケに間違いありません!!」

コルベール「すぐに王宮に報告しましょう!!」

オスマン「そんなグズグズしとってはフーケに逃げられる。我々の手で破壊の杖を奪還し、
      盗賊によって奪われた学院の名誉を取り戻すのじゃ!我と思うものは杖をあげよ!!」

オスマン「・・・誰もおらんのか?」

ルイズ「・・・私が行きます!!」

ベジータ「・・・」

キュルケ「私も参りますわ」

ルイズ「ツェルプストー!!」

タバサ「二人が心配・・・」

ルイズ「あ、ありがとう・・・」



ベジータ(タバサとかいうやつの杖・・・えげつねえぜ・・・クックック・・・)

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:28:02.15 ID:qfW83MmA0
オスマン「うむ。では3人に頼むとしよう。この2名はフーケの目撃者だ。
      その上、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つナイトでもある。」

ルイズ「ナイト!?」キュルケ「本当なのタバサ!?」

オスマン「さらにミス・ツェルプストーはゲルマニアの有名な軍人の家系で、彼女自身の炎の魔法も強力と聞いておる。」

オスマン「そして、おっほん…その…ミス・ヴァリエールは…有名な魔法使いを輩出したヴァリエール家の三女で…
      ええとその・・・おう!!そうであった!!その使い魔はグラモン元帥の息子を圧倒する戦士であると聞いておるぞ!!」

コルベール「そうでした!!彼は伝説のガンダー・・・う!!」

オスマン「魔法学院は諸君らの努力と貴族としての義務に期待する!」

ロングビル「オールドオスマン。私が案内役として彼女らに同行しますわ」

―――

ロングビル「情報では確かにあの小屋です。」

ベジータ「空き家だな。」
タバサ「罠はないみたい・・・」

ルイズ「私は外を見張ってるわ!!」

ロングビル「私はあたりの偵察をしてきます。」

キュルケ「手がかりがないか一応調べて見ましょ。」

タバサ「・・・破壊の杖」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:34:51.24 ID:qfW83MmA0
キュルケ「ちょっとこんな簡単に・・・確かに箱は同じだけど・・・」

ルイズ「きゃああああああああああああああ!!!」

ベジータ「チッ!!!!」

キュルケ「ゴーレム!?」

キュルケ「ビン・・・エクス・・・フレイム・・・ファイアー!!!」

タバサ「ニド・・・イス・・・ハ・・・」

キュルケ「やっぱ無理よ!!こんなの・・・」

ルイズ「・・・・ハッ!!!」

ベジータ「あのクソッタレ!!何してやがる!!逃げろ!!」

ルイズ「嫌よ!!!私は貴族よ!!魔法を使えるものを貴族と呼ぶんじゃない!!敵に後ろを見せないのを貴族というのよ!!
     ゼロのルイズなんかじゃないんだからッ―!!!」

ルイズ「サンダー!!・・・あ・・!!」

―プシュン!!!

キュルケ「ルイズ!!!」

ベジータ「手間かけさせやがって!!」ルイズ「うう・・・邪魔しないで!!!」

――パン!!!!!

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:43:49.12 ID:qfW83MmA0
ベジータ「貴族だから何だってんだクソッタレ!!死んだら終わりだろうが!!」

ルイズ「だって・・・だっていつもみんなから馬鹿にされて・・・悔しくて・・・
     逃げたらまた馬鹿にされるじゃないっ・・・!!」

ベジータ「・・・チッ!!」

タバサ「・・・乗って」

ベジータ「ルイズを頼む!!」

ルイズ「ベジータ!!」


ベジータ「・・・フンッ!!久々に暴れたくなったぜ・・・土っくれよぉ!!」

デルフリンガー「抜け!!相棒!!」

ベジータ「ビックバンアターーーーーーック!!!」

デルフリンガー「お、おおおい!!!シカトすんなよ!!」

ベジータ「フンッ・・・手ごたえがねえ野郎だ・・・」

デルフリンガー「まだだ!!術者を倒さないと何度でも再生するぞ」

ベジータ「け!面倒だぜ・・・」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:50:34.88 ID:qfW83MmA0
ルイズ「何とかしなきゃ・・・貸して!!私を下ろして!!」

キュルケ「ルイズ!!」

ルイズ「ベジータから離れなさい!!」

ベジータ「あの野郎!!・・・な!あれが破壊の杖だと・・・」

ルイズ「えいえい!!」

ベジータ「ええい!!貸してみろ!!これはこう使うんだよ!!」

ベジータ(サタンのやつが確か・・・こう・・・よし!!)

カチッ!
   ' , \、 、|       ヽ   l / /    ヽ,   / /  /
  ``ヽ  ヽヽ! ,   lj   ヽ  i/ , '  u  !/ /  /
  、 ヽ\ ` l_/ /`ヽ、   ヽ/ / ,. ' ´ヽ l ,'/'´   /__
  、 ヽ、 ,へ、/ ,ヘ``ヽ、ヽ. ` / /,. -‐,´ _!,-、 / /'´/
 ヽ\`` l l^ヽ,',  ',  oヽ`、} レ/o   ,'  〉"^l//'´/
   \、 l l r' ',  ー―‐",`ー´`ー―‐'  //_',/_,. -;ァ
    ,.ゝ-\ー、 ','"""""  ノ_ ゛゛゛゛` /'_j /  /
    ``,ゝ-ゝ、_',u     r====ョ    /-/_/
     ´ ̄``ー,ヘ    `====''    /=''"´
          ,'、 `ヽ、,:' -‐-  , '``>、
         ノ`::ー-、_\__,/_,. ::'´:::::冫二ニ77ー-
  ,...-、‐ニ二{{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニ〃::::::::
  :::::::::ヽニ二ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/二二ニ〃:::::::::::

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 03:56:15.54 ID:qfW83MmA0
チュドーーーーーーーン!!!!!!!

ベジータ「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ルイズ「ベジータ!!!」

ロングビル「・・・ご苦労様。」

ルイズ「ミス・ロングビル!!」

ロングビル「さすが破壊の杖ってだけはあるわね。おっと動かないで。
        盗んだはいいけど使い方が分からなくってねぇ。そこの使い魔君ならやってくれると思ったわ。
        さすがガンダールヴね…」

ルイズ「ガンダールヴ?」

ロングビル「お礼を言うわ、さよなら」

ガチッ・・・ガチッガチッ

ロングビル「!?どうして・・ぐあ!!!」

ベジータ「あいにくそれは単発式でね…俺様がとくと味あわせてもらったぜ…」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 04:04:00.41 ID:qfW83MmA0
オスマン「フーケは城の兵士に引渡し、破壊の杖も無事宝物庫に収まった。一件落着だ。
       今日の祝賀会の主役は君たちだ。」

キュルケ「当然ですわ」

オスマン「今回の一件は宮廷も高く評価しておる。君たち三人は王宮から何らかの報酬があるだろう。」

ルイズ「三人ってことは・・・ベジータには・・・」

ベジータ(俺はあの一発だけで満足だぜ・・・)



デルフリンガー「どうした相棒、しけた面しやがって。」

ベジータ「・・・フンッ!」

―ヴァリエール公爵が息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおなーーーりーー!!!

ざわざわ・・・

ベジータ「・・・あれがルイズか・・・」

デルフリンガー「馬子にも衣装だな!」

ルイズ「うるさいわね!!何そんなところでボケっとしてんのよ!」ベジータ「フンッ!」

ルイズ「こ、今夜だけだからね!!踊ってあげてもいいのよ!!」

ベジータ「な、な!!ここ、この俺様がダンスなどッ!!!」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 04:09:30.85 ID:qfW83MmA0
ルイズ「わ、私に合わせればいいのよ!!」

ベジータ「・・・チッ!!」

ルイズ「…信じてあげるわ。あんたが別の世界から来たってこと。」

ベジータ「・・・フンッ!!」

ルイズ「・・・ねぇ・・・帰りたい?」

ベジータ「まあな・・・・」

ルイズ「そう・・・そうよね・・・」

ルイズ「あ・・あの・・・ありがとう・・・」

ベジータ「!!!な、なにがだ!!」

ルイズ「ごごご、ゴーレムに潰されそうになったとき、助けてくれたじゃない。そのお礼よ!!」

ベジータ「・・・チッ!!・・・当たり前だろうが・・・」

ルイズ「なな、何でよ!!」

ベジータ「ッチ!!お、お前がいないと飯が食えないだろうが!!」

ルイズ「な、なんですって!!!」

ベジータ「フンッ・・!!」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 04:17:12.36 ID:qfW83MmA0
とりあえず今日はこの辺で。

続きは明日の夜にでも。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:31:34.25 ID:qfW83MmA0
スカロン「いいこと!?妖精さんたち!!」

「はい!ミ・マドモアゼル!!」

スカロン「うーん!トレビアーーン!!さて、妖精さんたちに嬉しいお知らせ!
      今日は何とココ、魅惑の妖精亭に新しいお仲間が出来ます!ルイズちゃーん!いらっしゃーい!!」

スカロン「ルイズちゃんはね、おとっつぁんに博打のかたに売り飛ばされそうになったところを
      お兄さんと町まで逃げてきた可愛そうな子なの!」

「まーあ、可愛そうー!!」

ルイズ「るるるる、ルイズなのです・・・ッ!!よよよ、よろしくなのですっ・・・!!」

ベジータ(顔が引きつってやがる…相当怒ってやがるな…)

ベジータ「おい!俺様は何をすればいいんだ?」

スカロン「ベジータちゃんはそうねぇ、ちょっと男手足りないから2階に来てちょうだい!」

ベジータ「・・・チッ。」




ベジータ「おい、何だ貴様!!アッー!!!!」
スカロン「トレビア〜〜〜〜〜ン!!」


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:33:19.26 ID:qfW83MmA0
アンリエッタ「王室発行の身分証明書よ」

ルイズ「私達に町の諜報活動を?」

アンリエッタ「近頃、一部貴族による平民に対する横暴の噂をよく耳にします。
         そこで、極秘裏にあなたたちに町での動向を探って欲しいのです。」

ルイズ「承知いたしました姫さま!!この一命に替えましてもお務め果たしてご覧に入れます!」

―――

ルイズ「だからって何でこんな店に・・・」

スカロン「さあみんな!新人ちゃんの紹介も済んだところで、今週はお待ちかねのチップレース週間よ!」

スカロン「今週最もチップを稼いだ妖精ちゃんは特別ボーナスの他に、じゃーん!!
      我が店の名前の元になった大体伝わる家宝…この魅惑の妖精ビスチェを一日着用する権利が与えられまーす!」

「素敵ー!!ミ・マドモアゼル!!」

スカロン「トレビア〜ン!!このビスチェは人を虜にする魅了魔法がかけられているから
      これを着た日は稼ぎ放題!」 ルイズ「か、稼ぎ放題!?」

スカロン「みんな、このビスチェに身を包むことを目指して頑張るのよ!!新人ちゃんもね!!」

ルイズ「あ、は、はい!!・・・チャンスだわ!!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:36:36.61 ID:qfW83MmA0
ルイズ「ご、ご注文の品をおお、お持ちしました!!」

客「おい、何やってんだよ早くついでくれよ・・」

ルイズ(き、貴族の私が、へ、平民に酌をっ・・!!?これは任務、これは任務よ…)
    「で、ではお注ぎさせていただきますわ・!!」

客「おおい!何こぼしてんだよ・・!!これは、お詫びとして口移しで飲ましてもらおうかなぁ?」
ルイズ「・・・ッ!!!」客「うわああ!!何しやがる!!!」

ベジータ「・・・ッ!!!なるほど頭からワインか・・!!」

スカロン「あらん♪ごめんなさいね、この子新人でまだ慣れてないものでぇ♪
      ルイズちゃん、新しいおしぼりお願い。代わりに私が濃厚なサービスしてあげる♪」

客「ぎゃあああああああああああ!!!!」

ベジータ「濃厚なサービスか・・・ッ!!」

ジェシカ「新人さーん!ニヤニヤしてないで皿磨くの手伝ってよ!!」

ベジータ「・・・フンッ」

ジェシカ「かわいい妹さんだね、私ジェシカ」

ベジータ「…ベジータだ」

ジェシカ「そっか。分からないことあったら何でも聞いてね」

ルイズ「・・・あの馬鹿犬・・!!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:40:13.61 ID:qfW83MmA0
ルイズ「じょ、じょ冗談じゃないわ!!ななな何で公爵家の娘があああ、あんな!!」

ベジータ「ケッ・・・。グダグダ言ってないで寝ろ。」

ルイズ「あんたはいいわよ…あんな娘といちゃいちゃするだけで…」

ベジータ「・・・チッ。」

ルイズ「どこ行くのよ?」

ベジータ「まだ仕事が残ってんだよ。先に寝てろ」

ルイズ「そ・・・、そう・・・。」

ルイズ(もう・・・ご主人様があんな格好させられてるのになんとも思わないの?ちょっとくらい…)





ベジータ「ぬああああああ!!!」



スカロン・ベジータ「トレビア〜〜〜ン!!!!」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:41:59.20 ID:qfW83MmA0
ジェシカ「ねぇ、あんたとルイズって兄弟じゃないでしょ」

ベジータ「な!何を言ってるんだかな…」

ジェシカ「見てれば分かるわよ。年齢差も相当あるし・・・、恋人ではなさそうね。」

ベジータ「・・・チッ!勝手に言ってやがれ!!」

ジェシカ「それに、あの子貴族ね?」

   ' , \、 、|       ヽ   l / /    ヽ,   / /  /
  ``ヽ  ヽヽ! ,   lj   ヽ  i/ , '  u  !/ /  /
  、 ヽ\ ` l_/ /`ヽ、   ヽ/ / ,. ' ´ヽ l ,'/'´   /__
  、 ヽ、 ,へ、/ ,ヘ``ヽ、ヽ. ` / /,. -‐,´ _!,-、 / /'´/
 ヽ\`` l l^ヽ,',  ',  oヽ`、} レ/o   ,'  〉"^l//'´/
   \、 l l r' ',  ー―‐",`ー´`ー―‐'  //_',/_,. -;ァ
    ,.ゝ-\ー、 ','"""""  ノ_ ゛゛゛゛` /'_j /  /
    ``,ゝ-ゝ、_',u     r====ョ    /-/_/
     ´ ̄``ー,ヘ    `====''    /=''"´
          ,'、 `ヽ、,:' -‐-  , '``>、
         ノ`::ー-、_\__,/_,. ::'´:::::冫二ニ77ー-
  ,...-、‐ニ二{{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニ〃::::::::
  :::::::::ヽニ二ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/二二ニ〃:::::::::::

ジェシカ「あんた・・・分かりやすいわね・・・。」

ジェシカ「ねぇ、貴族が何でこんなところにいるの?ねぇ教えてよぉ?私もいろんなこと教えてあげるから!!」

ルイズ「ちょっと!!!何してんのよ!!!」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:46:19.92 ID:qfW83MmA0
ベジータ「じょ、情報収集だ!!」

ルイズ「・・・どこの情報集めてたのよ!!!」

ベジータ「ぐあああああああ!!!!」

ルイズ「ほんっと馬鹿の馬鹿犬なんだから…」

ジェシカ「待ちなさいよルイズ…仕事はどうしたの?」

ルイズ「うるさいわね!!この馬鹿犬・・・じゃなくて馬鹿兄を調教したらすぐ戻るわ!!」

ベジータ「・・・!!!」

ジェシカ「そんなことしてる暇あるの?チップひとつ満足にもらえないくせに。
      ま、しょうがないか。その貧弱な・・・」

ルイズ「な、なによ!!ちょっと胸が無いくらいで人をガキだのミジンコだの!!
     見てなさいよ!!私が本気出せばすごいんだから!!」

ベジータ「・・・本気か・・・!!」

ジェシカ「じゃ、今やってるチップレースも優勝間違いないってことね」

ルイズ「へ?き、決まってるじゃない!!」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:50:18.61 ID:qfW83MmA0
ルイズ「今日は最終日だっていうのにこのままじゃ1位どころか・・・」

?「おっほん!」

スカロン「これはこれはチュレンヌ様!ようこそいらっしゃいました!」

チュレンヌ「だいぶ繁盛しておるようだな!」

スカロン「いえいえ…。今日はたまたまでして…。日ごろはそりゃもう閑古鳥が鳴くような・・・」

チュレンヌ「言い訳はいい・・・。今日は客としてきたのだ」

スカロン「あいにく今日は満席でして・・・」

チュレンヌ「私にはそうは見えないが・・・ふっふっふ。」

―――

チュレンヌ「おい、コラ。女王陛下の徴税官に酌をするものはおらんのか!?」

ベジータ「何者だあの下衆野郎は。」

ジェシカ「この辺の徴税官をやってるチュレンヌ。
      触るだけ触って、チップ一枚払いやしない。あんなヤツに付く子なんかいないわよ。」

ベジータ「・・・チッ。あの馬鹿…」

ジェシカ「ル、ルイズ!!」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:53:15.24 ID:qfW83MmA0
ルイズ(金持ちそうな貴族・・・チャンスだわ)「お客様お素敵ですわね・・・!」

チュレンヌ「ぬぅ・・・この店は男を働かせているのか?」
ルイズ「お、男・・!?」
チュレンヌ「なんだ、よくみたらただの胸の小さい娘か!
        どおれ、どのくらいの大きさかこの私が確認してやろうじゃないか!」

ルイズ「・・・ふざけないで!!!!」
チュレンヌ「ぐおおおおおお!!!!」

スカロン「NOOOO!!!!」ジェシカ「な!!」
兵士「無礼者!!平民の分際でよくも!!!」

スカロン「お、お許しくださいませ!!この子はまだ新入りなもので・・!!」

チュレンヌ「うるさーーーい!!!よくも!!!」

ルイズ「ッー!!べ、ベジータ!?」

ベジータ「いい加減にしとけよ下衆野郎」

チュレンヌ「うるさい!!!貴族の顔を・・あ、足蹴りなど・・!!」

ベジータ「・・・ケッ!貴族が何だってんだ。
      ルイズに足蹴りにされていいのは、この俺様だけだ!!!」

チュレンヌ「な、何を言ってるんだお前は!?ええい、こいつと洗濯板娘を捕らえろ!!!」

チュドオオオオオン!!!
ベジータ・チュレンヌ「ぎゃあああああああああ!!!」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 18:59:44.67 ID:qfW83MmA0
ルイズ「洗濯板は無いんじゃないの・・・?」

ベジータ「貴様・・・!!杖なんかどこで・!!」

ルイズ「もしものときのために太ももに括り付けといたの!
     この私がせっかくお酌までしてあげたのに、なんでそこまでしなくちゃいけないの!?」

チュレンヌ「お前・・・貴族か!?」

ルイズ「あんたみたいな木っ端役人に名乗る名なんか無いわ!後悔する前にこのまま黙って消えなさい!!」

チュレンヌ「ふん!!身をやつした没落貴族か!?この私を誰だと・・・な!!」

ルイズ「誰が没落貴族ですって・・!?」

チュレンヌ「ひぃっ!!王室許可証・・・。どうか・・・どうかこれで目をおつむりください!!」

ルイズ「いいこと?ここで見たこと聞いたことは全て忘れなさい!」

チュレンヌ「は、ははぁー!!一切口外いたしません!!!」

「すごいわルイズちゃん!!」「あのエロ河童をへこますなんて!!」

ベジータ「てめぇ、思いっきり身元晒しやがって」

スカロン「この店は従業員の事情は一切関知しないわ。だから何も見てないし聞いてない。」

ジェシカ「アンタが1位ね。数えるまでもないわ。」

スカロン「ウィー!チップレースの優勝者は、ルイズちゃんでーす!!」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:12:24.24 ID:qfW83MmA0
フーケ「こんな時間に何のようだい?」

?「我々の同士を迎えに来たのだよ。土くれのフーケ、いやマチルダ・オブ・サウスゴータ。」

フーケ「!!おまえ・・・」

―――

ルイズ「洗濯が終わったら部屋の掃除!!グズグズしてると、ご飯抜き!!」

ベジータ「・・・チッ!!帰ってきた途端これか」

ルイズ「・・・全く!!誰でもかれでも見境なしにデレデレするんだから!!」

―――


デルフリンガー「何やってんだおめえ。」

ベジータ「フンッ!!黙ってろ。」

デルフリンガー「こんな大釜で何するつもりだ」

ベジータ「夜のお楽しみってところだな」

デルフリンガー「な!!今度は何するつもりだ!!もう俺はあんな真似ごめんだぞ!!!」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:17:34.42 ID:qfW83MmA0
モンモン「・・・できたわ・・うふふふ・・・」

―――

ベジータ「くおおお!!生き返る・・・」

デルフリンガー「なんだ、ただの風呂か。」

ベジータ「当たり前だろうが。さすがの俺様でもこの大きさはお手上げだぜ。」

シエスタ「ベジータさん?これは何ですか?」

ベジータ「な!!!いつからそこに!!」

シエスタ「もう、何言ってるんですか。ついさっきですよ」

ベジータ「フンッ!!これは俺の国の風呂だ。」

シエスタ「そうなんですか・・・、私も入ってもいいですか?」

ベジータ「ああ・・・って、な!!!」

シエスタ「誰も来ませんし、真っ暗だから大丈夫ですよ!」

ベジータ「・・・ッ!!!」

シエスタ「そんなに照れないでください。私まで恥ずかしくなっちゃう・・・」

ベジータ「・・・・・・。も、もう出る!!」
シエスタ「あ・!ベジータさん!!」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:24:01.26 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「君の前ではあの二つの月でさえ恥ずかしくて逃げ出してしまうさ。」

モンモン(どうせ誰にでも同じこと言ってるんでしょ・・・)

ギーシュ「ああ・・・僕のモンモランシー・・・」

モンモン「・・・あわてないで!!その前に乾杯しましょ!!」

ギーシュ「ああ・・・君の前では紳士であることも忘れてしまうよ・・・」

モンモン「あー!!裸の女性が空飛んでる!!」

ギーシュ「どこ!?どこどこ!?ねえ、どこ!?」

モンモン(いまだ!!・・・よし!)「気のせいだったみたい・・・さ、乾杯しましょ。」



ベジータ「さっきのは流石にヤバかった・・・少し頭を冷やさなければ・・・」

ギーシュ「おや、ベジータじゃないか・・・こんな時間に何してるんだ?・・・」

ベジータ「・・・フンッ!小僧、これもらうぞ!!!」

ギーシュ「あ!君!!」

モンモン(あ!ヤバ!!飲んじゃった!!)


ベジータ「・・・フンッ!ありがとよ・・・こぞぅ・・・ぎ、ギーシュ・・・」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:26:41.13 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「ん?どうした顔が真っ赤じゃないか?」

ベジータ「顔なんてどうでもいい…。ギーシュ・・・ギーシュ!!」

ギーシュ「な、なんだ君は!!!離せ!!!」

ベジータ「お前にひどいことをしてきたのは重々承知だ!!俺はただ純粋に謝りたいんだ!!」

ギーシュ「君の気持ちは分かったから、ははは離したまえ!!」

ベジータ「いや!何も分かっちゃいない!!!俺は・・・お前のことが!!!」

ギーシュ「やめろおおおおお!!!モンモランシー!!助けてくれ!!」

モンモン「あ・・・やば・・・どうしよう・・・!」

ギーシュ「モンモランシー!!なぜ遠のいていくんだ!!モンモラン・・・アッーーーーーー!!!」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:41:14.84 ID:qfW83MmA0
ルイズ「ほ、惚れ薬ですって!!」

モンモン「ちょっとした手違いでベジータが飲んじゃったのよ。そしてちょうどギーシュが目に入って…。」

ルイズ「そ、それで二人は・・・」

モンモン「今はギーシュの部屋で寝てるけど・・・」

ルイズ「な、なんですって!!?あ、あの馬鹿犬ッ!!!すぐに連れ戻すわ!!」

モンモン「いや、見ないほうがいいわ…。効き目は1ヶ月そこらで切れると思うんだけど…それまでにギーシュが持つかどうか・・・」

ルイズ「直す方法は?」

モンモン「ないことはないけど・・・材料を入手するがちょっとね・・・」

ルイズ「すぐに取りに行くわよ!!」


ルイズ「もう、あの馬鹿犬!!!!」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:51:04.72 ID:qfW83MmA0
ルイズ「これは半日はかかるわね・・・」

モンモン「・・・あの、ギーシュ?大丈夫?無理しないほうが・・・

ギーシュ「・・・いや・・・いいんだ・・・一刻も早くベジータを元に戻さないとね・・・」

ベジータ「あぁ・・・!!馬の揺れが・・・!!ああ!!」

ギーシュ「ひ!!!ベ、ベジータ!!もう少しの我慢だ!!」

ベジータ「ぎ、ギーシュッ・・!!もう!!アッー!!!」

ギーシュ「アッーーーーー!!」



ルイズ「・・・」

―――

モンモン「何これ・・・こんなところまで水が・・!!」

ルイズ「本当にここに水の精霊がいるの!?」

モンモン「水の精霊は怒ってるようね。水位が異常に上がってる…。」

ルイズ「村が・・・水没してる・・・」
モンモン「もう少し待ちましょう。日が落ちないと出てきてくれないから。」

ギーシュ「は、早くしてくれえええ!!!!ああああ!!!!」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 19:51:55.05 ID:qfW83MmA0
\(^o^)/移動

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 20:10:23.34 ID:qfW83MmA0
モンモン「いいことロビン。古いお友達と連絡が取りたいの・・・
      これでわたしのことがわかるはず。古き水の精霊にあなたの盟約者の一人が話をしたい、と伝えて頂戴。」

ロビン「ゲロッ!」

モンモン「見つかればロビンがつれてきてくれるでしょう。」

ルイズ「それで精霊の涙をもらえばいいのね。」

モンモン「くれぐれも精霊を怒らせないようにね…。・・・来たわよ!!」

ルイズ「・・・ッ!!!あれが・・・水の精霊・・!」

モンモン「私はモンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ。
      水の使い手で古き盟約の家系の一員。もし私が分かるのなら、私達に分かるやり方で返事をしてちょうだい!!」

水の精霊「覚えている。貴様の体に流れる液体を、我は覚えている。」

モンモン「よかった。水の精霊よ、お願いがあるの。あなたの体の一部を分けて欲しいの!」

水の精霊「断る」

ルイズ「お願いします!!ほんの少しでいいから・・!!なんでもしますから!!」

水の精霊「・・・何でもすると申したな?我は今水を増やすので手一杯で襲撃者の対処に手が回らん。」

ギーシュ「襲撃者・・・?水の精霊に攻撃をする命知らずがいるのか・・・」

水の精霊「汝らの同胞が我々に攻撃を仕掛けている。そやつらを退治せよ」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 20:27:40.06 ID:qfW83MmA0
モンモン「湖底にいる精霊を攻撃するなんて・・・相当の使い手よ。」

ギーシュ「僕達だけじゃ無理なんじゃないか・・・?」

ルイズ「でもやらないとベジータはあのままだし…」

ギーシュ「それは困る!!!」

モンモン「でも精霊を敵に回すなんて・・・スクウェアクラスのメイジでも難しいわ」

ルイズ「そうね・・・私達だけじゃちょっとね・・・」

モンモン「うん・・・じゃあ、・・・帰ろっか。」




ギーシュ「ちょ!!なにを言ってるんだ君達!!一ヶ月も僕はこんなアッーーーーー!!!!!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 20:37:55.00 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「ちょっと待て!!悪いのは君だろう!!僕は何も・・!!」

ベジータ「バラバラにしてやるぜ 二度と笑えないようにな・・・ ビックバンアターーーーーック!!!!」

ギーシュ「ぎゃああああああああああああああ!!」


モンモン「あら、薬の効き目が切れたみたいね。」

ルイズ「全く、散々な一ヶ月だったわ…。ベジータ!!洗濯物溜まってるからさっさと来なさい!!」

ベジータ「・・・チッ!!!」

ギィィ

?「こんばんは、ルイズ・フランソワーズ」

ルイズ「ひ、姫様!!?いかがなさったのですか!?」

アンリエッタ「極秘裏に、それも火急に、お二人に頼みたいことがあるのです…」


ベジータ(アイツのケツ・・・よく締まってたな・・・)

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 20:47:32.53 ID:qfW83MmA0
アンリエッタ「私はゲルマニアに嫁ぐことにいたしました。」

ルイズ「なんですって!よりによってあんな野蛮な成り上がりどもの国に!?」

アンリエッタ「仕方ありません。小国である我がトリステインを守るために、ゲルマニアと強固な同盟関係が必要なのです。」

ルイズ「お国のためとはいえ・・・あまりにお労しい・・・」

アンリエッタ「私はトリステインの王女。国のためにこの身を投げ出すことなど厭いはしません。
         ですが、その前にどうしてもしておきたいことが・・・。」

ルイズ「姫様!!この私に出来ることなら何なりとお申し付けください!!」

アンリエッタ「ありがとう、ルイズ・フランソワーズ。あるものを回収してきて欲しいのです。
         私がアルビオン王国にウェールズ皇太子に当てた一通の手紙です。
         その手紙のことが世間に知れれば、この縁談は破談になります。」
ルイズ「アルビオン!!」
アンリエッタ「アルビオンは今、政情不安定で大変危険な状態にあります。
         ごめんなさい、親友のあなたにこんなことを頼もうとするなんて…。でも…今頼れるのはあなた達くらいしか…」

ルイズ「ありがとうございます姫様!!そのような重要な任務をこの私めに命じてくださるなんて、この上なき幸せにございますわ。」
アンリエッタ「ルイズ、ではやっていただけますか!?」

ギィィィィ・・・

ルイズ「誰!?・・・ギーシュ!!!」

ギーシュ「お話は全て伺いまs・・」

ベジータ「ファイナルフラーーーーーーッシュ!!!!」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:02:24.99 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「・・・全く、冗談が過ぎるよベジータ・・・」

ルイズ「あんた・・・日に日に死に難くなってるわね・・・」

ギーシュ「姫殿下…、お話は全て伺いました。このギーシュ・ド・グラモンに仰せ付けくださいますよう・・・」

アンリエッタ「グラモン・・・もしや?あなたはあのグラモン元帥の息子・・!あなたも私の力になってくれるというの?」

ギーシュ「勿論でございます」

ルイズ「な!!」

―――

アンリエッタ「母上にいただいた水のルビーです。今の私にはこれくらいしか報いるものがありません。」

ルイズ「姫様・・・」

アンリエッタ「護衛のものを一人付かせます。アルビオンまでの案内はそのものに・・・」

―――

ルイズ「護衛の者ってそろそろ来てもいいころだけど・・・」

ギーシュ「おい!上から何かくるぞ!!」

ルイズ「・・・グリフォン!?」

ワルド「アンリエッタ様から君達の同行を命じられたグリフォン隊隊長のワルドだ。」
ルイズ「あ!あなたは!!」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:09:30.88 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「あの有名な、魔法衛士隊の!?」

ワルド「ルイズ…久しぶりだな」

ギーシュ「ルイズ、知り合いなのか!?」

ワルド「知り合いも何も許婚だよ。」

ギーシュ「な!!!」

ベジータ「・・・チッ!!」

―――

ギーシュ「エリート中のエリート。グリフォン隊隊長自らが僕らの護衛をしてくれるなんて!」

ルイズ「驚きましたわ。ワルド様がいらっしゃるだなんて、聞いておりませんでしたから・・・!」

ワルド「お忍びの任務でグリフォン隊を動かすわけにはいかないからね。
     姫殿下から手紙の件で相談を受けたとき、僕が護衛を志願したんだ。」

ルイズ「自ら志願なさったのですか?」

ワルド「当然だ。君の名を聞いて僕が黙っているわけには行かない。」

ルイズ「ワルド様・・・」



ベジータ(・・・・いい男じゃないか)

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:20:23.75 ID:qfW83MmA0
ワルド「疲れたかい?」

ルイズ「いいえ!」

ワルド「今まで会えなかった分を取り戻すいい機会だ…」

ルイズ「え・・・あ・・・はい・・・」


ギーシュ「見えた。あれが港町、ラ・ノ・シェールさ!」


ギーシュ「ここの建物は全てひとつの岩を彫って作られているんだ。
      土クラスのスクウェアクラスのメイジにより、いわば匠の技だね」

ワルド「ここで一泊して、明日の夜に出発する。いいかな?」

ギーシュ「わ、分かりました!ミスターワルド」

ルイズ「ベジータ!!返事くらいなさいよ!!失礼でしょ!」

ワルド「いいんだよルイズ。僕は貴族風を吹かすのは好まない。」


ルイズ「・・・あのねぇ!言っとくけど、許婚って言っても親が決めたことなのよ!ちょっと!聞いてるの!!」


ベジータ(早速一泊か・・・クックック・・・)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:27:27.55 ID:qfW83MmA0
ワルド「人間の使い魔を呼び出すなんて、さすがルイズだ」

ルイズ「ワルド様までそんなことをっ!!」

ワルド「いや、皮肉を言ってるわけじゃない。これはすごいことなんだよルイズ。」

ベジータ「・・・」

ワルド「君達は決闘をしたそうじゃないか」
ギーシュ「んぐっ・!!ゲホッゲホッ・・!!あ、あれはですね・・!!」

ワルド「破壊の杖を使って土くれのフーケを捕らえたというのも、事実かね?」

ベジータ「・・・まあな」

ワルド「それで君に興味を持ってね・・・ぜひとも、君に手合わせを願いたいと思ってね・・・」

ルイズ「ワルド様!!」

ベジータ「・・・フンッ!!ほえ面かきやがれ」

ルイズ「ダメよベジータ!!」

ワルド「勿論、手加減はするよ、ルイズ。さて、そろそろ部屋に行くとするか。おいで、ルイズ」

ベジータ「な!!部屋だと!!」

ルイズ「そんな!!ダメよ・・・まだ結婚してるわけじゃないんだし・・!」

ベジータ(畜生・・・まさかルイズに出し抜かれるとはな・・・まあいい。)

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:38:53.94 ID:qfW83MmA0
ワルド「君はいつも・・・お姉さん達と魔法の力を比べられて・・・あの小船の中でいじけてたっけ」

ルイズ「もぉぉ・・・ワルド様ぁ・・・」

ワルド「でも僕は君が放つだれにも無いオーラに気づいていたよ。」

ルイズ「誰にもないオーラ?」

ワルド「君には、君だけが持つ特殊な力がある・・・」

ルイズ「そんな・・・今も魔法は失敗ばっかりで・・・」

ワルド「この任務が終わったら・・・結婚しようルイズ。」

ルイズ「・・・ッ!!」

ワルド「僕は魔法衛士隊の隊長で終わるつもりは無い。いずれは国を・・・いや、このハルケギニアを動かす貴族になりたいと思っている」

ルイズ「でも・・・そんな急に結婚だなんて・・・」

ワルド「僕には君が必要なんだルイズ・・・」

ルイズ「でも・・ベジータ・・・」

ワルド「!! どうやら・・・君の心に誰かが住み始めてるみたいだね。」
ルイズ「いいえ、違うの!!ベジータは私が呼んでしまったし・・・責任が・・・」
ワルド「いいさ、このたびが終わる頃に君の心は僕に傾いてるはずだからね。部屋をもうひとつ借りることとしよう。」

ベジータ「ベッドなら空いてるぞ。来るか?」
ワルド「うお!びっくりした・・・。いや結構・・・」ベジータ「そうか・・・」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:47:11.20 ID:qfW83MmA0
ワルド「でははじめようか、ベジータ」

ベジータ「・・・フンッ!」
ルイズ「ベジータやめて!!」

ワルド「貴族というのは厄介でね、強いか弱いか、それが気になるといても立ってもいられなくなるんだ。」
ルイズ「ベジータ!!命令よ!!やめなさい!!」

ベジータ「御託はいいからさっさとかかってきやがれ!!」
ワルド「そうか、ではこちらから行かせてもらおう!!」

ワルド「はああああああああ!!!」
ベジータ「・・・フンッ!!」

ワルド「何!!戦闘中に背中を見せただと・・!!どういうつもりだ!!」

ベジータ「ハンデだよ。どうしたかかってこいよ・・・」

ワルド「どこまでも舐めたまねを・・・くっ!!しかしよく見るとスキが全く無い!!」

ベジータ「どうした!!俺は好きだらけだぜ!!何なら両手も地面につけてやろう!!どうした!!」

ワルド「この緊迫した局面で四つんばいだと!!く!!一か八か行って見るか…しかし・・・」

ベジータ(どうした・・・っ!!早くこい!!この瞬間をどれほど待ち望んだと思って嫌がる・・・)

ワルド(やはり何かある・・!!単なる手合わせとはいえ、腕一本持って行きそうな殺気・・・・)

ワルド「・・・ふっ!!まいった!まいったよ!!たいしたヤツだ!!」
ベジータ「畜生!!くそったれがあああ!!!!なぜ来ない!!」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:54:25.07 ID:qfW83MmA0
ルイズ「ベジータ・・・こんなところにいたの?」

ベジータ「・・・フンッ!!俺がどこにいようと勝手だろうが!!」

ルイズ「何言ってんのよ!!あなたは私の使い魔でしょ!!
     身の回りもしてもらわないといけないし・・・守ってもらわないといけないし・・・」

ベジータ「ワルドに守ってもらえればいいじゃねえか!!」

ルイズ「何で怒ってんのよ!!手合わせには勝ったんだからいいじゃない!!」

ベジータ「うるさい!!向こう行ってろ!!」

ルイズ「・・・・・・。ベジータ、私ワルドと結婚するわ。」

ベジータ「・・・!!・・・勝手にしやがれ!!」


ベジータ(ワルド・・・)

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 21:58:33.11 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「ベジータ!!何グズグズしてるんだ、もうすぐ出航の時間だぞ・・・」

ベジータ「そうか・・・」

ギーシュ「そうかって君・・・」

ゴゴゴゴゴゴ

ギーシュ「な、何だ?地震か!?」

ベジータ「ギーシュ!後ろだ!!」

ギーシュ「うああああ!!!・・・まさか・・ゴーレム!?」

フーケ「ハッハッハッハッハ!!」

ベジータ「・・・チィッ!!」


――――


ルイズ「え?ベジータたちが?」

ワルド「ああ、ここで帰るそうだ・・・」

ルイズ「ど・・どうして・・」

ワルド「それが・・・理由を言わなくてね・・・大丈夫、僕達だけでも任務は達成できる」
ルイズ「・・・・・・ベジータ・・・」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 22:06:08.01 ID:qfW83MmA0
ベジータ「フンッ、いまさら何しにきやがった」

フーケ「牢屋に入れられた、お礼を言いに来たんじゃない!!」

ベジータ「フンッ・・・」

ギーシュ「僕だって土のメイジだ・・・・いけぇ!!!」

フーケ「何をしても無駄よ!!」

ギーシュ「このギーシュ・ド・グラモンの力を見ろ!!」


―――


ルイズ「そんなに状況が悪化していたのですか!?」

ワルド「うむ、王侯派の旗色はかなり悪い。アルビオンが貴族派の反乱によって内戦中なのは知られているが
     実際のところ、既に貴族派がアルビオンのほぼ全土を掌握している。
     城を追われた王侯派にとって、ウェールズ皇太子は王族の唯一の生き残り。頼みの綱なんだ」

ルイズ「そんな・・・」

ワルド「心配ない・・・君は僕が守ってあげるよ・・・」


ルイズ「・・・ベジータ・・・うそつき。」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 22:13:56.76 ID:qfW83MmA0
ギーシュ「うわああああ・・・ぐお!!べ、ベジータ!!どうして君が戦わないんだ!!」

ベジータ「あわよくば貴様がここで死なないものかとな・・・」

ギーシュ「な、何をこんなときに!!」

フーケ「トドメだ!!・・・くっ!!!誰だ!?」

ギーシュ「キュルケ!!タバサ!!」

キュルケ「ベジータ!!元気だった?」

フーケ「ちょっと!急に横から失礼じゃない?」

「おい!!何の騒ぎだ!!」「こっちだ!!」

フーケ「チッ!!まあいい。足止めは出来た!!」

ベジータ「足止めだと!?」

キュルケ「ねぇねぇ、おひげのダンディなおじさまはどこぉ?」

ギーシュ「・・・!出航の合図だ・・・!!」

ギーシュ「あれが、僕らが乗るはずだった船だよ・・・。やはり、二人で出航したようだな。」


ベジータ「・・・チッ!!」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 22:28:05.80 ID:qfW83MmA0
キュルケ「で、どうしてワルド子爵があんた達を置き去りしたの・・・?」

ギーシュ「フーケが逃げるときに足止めは出来たっとか言ってたね・・・」

キュルケ「それってフーケとワルド子爵が・・・!!」

ギーシュ「断言はできないけど、ルイズがかなり危険なところにあるってのは確かだねぇ・・・」

ベジータ「・・・チッ」

―――

ワルド「・・・ここか。」
ルイズ「誰もいない・・・」
ワルド「いや・・・」
ルイズ「・・・ひ!!」
ワルド「こちらはトリステインからの特命大使、ラ・ヴァリエール嬢だ。ウェールズ皇太子にお目見え願いたい。」
兵士「トリステインの大使?もうすこしマシな嘘を言うんだな。ここを知るものが、あの国にいるはずがない。」
ルイズ「アンリエッタ王女に聞いたのよ!!あなた達に用は無いわ!!皇太子はどこにいるのよ!!」
兵士「!!その指輪は・・・!さあ、指輪を前に出すんだ・・」
ルイズ「・・?・・・光った!?どういうこと!?」
兵士「この指輪はアルビオンお受けに伝わる風のルビー、そしてそれは水のルビー。風と水は虹を作る」

ルイズ「あ、あなたは!?」

ウェールズ「失礼した、大使殿。私がアルビオン王国皇太子、ウェールズだ」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 22:39:56.46 ID:qfW83MmA0
ルイズ「アンリエッタ姫殿下からの密書です」
ウェールズ「・・・分かった。・・・ではこれを。」
ルイズ「・・・あの、皇太子様。アンリエッタ様は亡命をお勧めになったのではありませんか!?」
ウェールズ「ミス・ヴァリエール。大使が密書の内容の知ろうとするのは越権行為が過ぎるな。」
ルイズ「ですが!!」
ウェールズ「これは、単なる王侯と貴族の争いではない。」
ルイズ「え?」



ルイズ「レコン・・キスタ?」
ウェールズ「そう、この内乱の裏で糸を引く集団の名だ。貴族はやつらに踊らされているに過ぎない。
        私はアルビオンの皇子として、この国を守らなければならない。その代償が我が命であろうともだ。」
ルイズ「皇太子様・・・」


ワルド「それが例の手紙だね…これで任務は終了だな。」
ルイズ「ワルド様・・・」
ワルド「ルイズ、僕はウェールズ皇太子に結婚の媒酌をお願いしようと思う。」
ルイズ「そんな・・・ここで結婚式を挙げるつもり!?そんな急に・・・無理よ・・!!」

ワルド「ダメだ!!君は僕・・・嫌・・・我がレコンキスタに必要なのだ」

ルイズ「レコンキスタ?ワルド・・・あなた!?」
ワルド「僕のルイズ。君は何も考えず、ただ従えばいい」
ルイズ「冗談じゃないわ!!結婚なんかするもんですか!!」

?「逃げられはせん・・・虚無の末裔よ・・・」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 22:56:11.17 ID:qfW83MmA0
ウェールズ「新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。
        汝は始祖ブリミルの名において、この者を敬い愛し、そして妻とすることを誓いますか?」

ワルド「誓います」

ウェールズ「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
        この者を愛し、敬い、そして夫とすることを誓いますか?」

ルイズ「…」

ウェールズ「新婦?」

ワルド「申し訳ありません、新婦は少し緊張してるようでありまして・・・」

ルイズ「ち・・ち・・ちかいま・・・」

ベジータ「ルイズゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!」

ルイズ「ベジーーーーーター!!!!!」

ワルド「馬鹿な!!!呪縛が!!なぜここが分かった!!!」

ベジータ「ケッ!!苦労させやがって・・・!!あまりに気が微弱すぎて探すのに時間かかっちまったぜ!!!」

ワルド「ちぃ!!」



ベジータ「府抜けた生活をしてて忘れてたぜ・・・俺様が戦闘民族サイヤ人だってことをな!!!

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 23:13:30.95 ID:qfW83MmA0
ウェールズ「兵士!!そやつを捕らえよ!!」
ルイズ「違います皇太子様!!この男が・・・」
ワルド「どけ!!」
ウェールズ「ワルド殿・・・何を・・・うっ・・・!!!!!!」

ワルド「・・・」

ウェールズ「貴様・・・レコンキスタ・・・が・・ま・・・」


ルイズ「・・・・いやああああああああ!!!!!」

ベジータ「・・・ちぃ!!!」

ワルド「・・・ふん。ベジータ・・・。命を奪えといったのに・・・あの女・・・手を抜きおって・・・」
     ルイズ…来るんだ。一緒に世界を手にしよう」

ルイズ「嫌よ!!あなたは私の知ってるワルド様じゃない!!」
ワルド「僕は僕さ。時は人を変える。君にもいつか分かる日が来る。」

ベジータ「・・・言い残すことはそれだけでいいのか、ワルドさんよぉ・・・」

ワルド「・・・ふん。かなわぬ恋か。お前はルイズのことが好きなんだろう?」
ルイズ「・・・え!?」
ワルド「平民の貴様が貴族の娘に恋とは。愚か者め・・・」

ベジータ「よくも・・・よくも俺の気持ちを踏みにじりやがってえええええええええ!!!!くそったれええええ!!!」

ワルド「な、なにいいいいいい!?」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 23:22:26.18 ID:qfW83MmA0
ワルド「な、なんだ。この凄まじいエネルギーは」
ベジータ「うおおおおおお!!!!!

デルフリンガー「来たぜ相棒!!もっと!!もっとだ!!!」

ベジータ「はあああああああああ!!!!!!」
ワルド「く!!貴様ああああ!!!!!!」

バシィッ!!

ワルド「ま、魔法を吸収だと!?」

デルフリンガー「そうだ!!戦うのは俺じゃねえ!!お前の心の奮えが、俺を奮うんだ!!抜け!!相棒!!」

ベジータ「消し飛べぇぇぇぇ!!!!!!ファイナルフラーーーーーーーッシュ!!!!!!!」
デルフリンガー「・・・」

チュドーーーーーン!!!!!!

ワルド「・・・はぁ・・はぁ・・・」
ベジータ「どうした?次は当てるぞ?」
ワルド「くっ!!まあいい・・・目的は二つ果たした・・・ひとつは潜伏中のウェールズを亡き者にすること。
     もうひとつは・・・この手紙の入手・・・」
ルイズ「いつの間に!!」
ワルド「三つ目の目的は・・・・君だったのだがな。さらばだ!!」

ルイズ「・・・待ちなさい!!!」
ベジータ「・・・もういい。帰るぞ・・・。」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/13(金) 23:56:39.91 ID:qfW83MmA0
アンリエッタ「これが・・・ウェールズ様の・・・」

ルイズ「手紙を奪われ、目の前で皇太子様のお命まで・・・」

アンリエッタ「この私に全ての責任があるのです。あのワルドを見抜けなかった。」

ルイズ「・・・」

アンリエッタ「さあ、顔を上げてちょうだい、ルイズ・フランソワーズ。
         あの人の形見と遺言をありがとう・・・ありがとう・・・ルイズ・・・。」

――――

ベジータ「日食だと!?」

コルベール「はい。日食と共に現れ、一体の龍の羽衣は日食へと消えた。もう一体、すなわち私が見つけてきたこの龍の羽衣はなぜ帰れなかったのか。」

ベジータ(龍の羽衣・・・これは恐らく地球人の飛行機・・・)

コルベール「タイミングですよ。空を飛んでいるうちに日食が終わって帰れなくなった。
        すなわち、この龍の羽衣で日食に飛び込めば、また異世界へ帰れるかと。」

ベジータ「・・・」

コルベール「問題はどうやって龍の羽衣が空を飛ぶのか、です」

ベジータ「俺には必要ない。」

コルベール「・・・そうですか。それでは、日食は三日後ですのでお忘れなく。」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 00:04:38.63 ID:8cPjyDzL0
ギーシュ「ルイズ!!大変なことになったぞ!!」

ルイズ「何よ」

ギーシュ「アルビオンが!!アルビオンが新国家レコンキスタと名前を変えてこのトリステインに宣戦布告してきた!!」

ルイズ「な、なんですって!!」

――――

ベジータ「三日後か・・・」

デルフリンガー「なんだ、情が移っちまったか?」

ベジータ「フンッ!誰があんなヤツ・・・」

デルフリンガー「ヤツ?俺はこの世界のことを言ったつもりなんだがな。」

ベジータ「・・・チッ!」

――――

オスマン「アルビオン、いやレコンキスタ軍との戦争はもはや避けられん状態にある!
      アンリエッタ姫殿下のもと、軍の再編成が行われておる!」

ルイズ「姫様自ら!?」

オスマン「本日を持って、トリステイン魔法学校は無期限休校とする!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 00:25:25.37 ID:8cPjyDzL0
ベジータ「ん・・・朝か・・・何だこれは・・・。」
ベジータ「・・・おい、読めるか。」
デルフリンガー「アンタクビ!どこへでもお行きなさい!ルイズ、だとさ。」

キュルケ「クビね・・・。多分、アンリエッタ様についていったんだわ」
ベジータ「どういうことだ?」
キュルケ「あなた何も聞いてないの?レコンキスタとの戦争。」
ベジータ「・・・フンッ!」

―――――

アンリエッタ「グリフォン隊は、敵竜騎士隊の陽動を。魔法騎士団は、その隙に戦艦に突撃!」

「何としてでも戦艦を落とすんだ!!」

ギーシュ「落とすって言っても・・・あんなのどうしたら・・・うお!!!」

「進め進め!!船底までたどり着けば反撃できる!!」

アンリエッタ「・・・!!太陽が!!」

ルイズ「・・・・・ベジータ」

「グリフォン隊!!全滅です!!!」

アンリエッタ「・・・く・・・!!」

「見ろ!!戦艦が!!!!」

ルイズ「な!!!まさかベジータ!!!!!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 00:31:36.14 ID:8cPjyDzL0
ワルド「く!!!何事だ!!!」

ベジータ「久しぶりだな、ワルドさんよぉ・・・」

ワルド「な!!!ベジータ・・・!!!!」

ベジータ「生憎だが、時間が無いもんでな・・・クソッタレに最後の別れもしてねえんだよ・・・」

ワルド「く!!!しねええ!!!!!!!!!」

ベジータ「くらえ!!!!こいつが超ベジータのビッグ・バン・アタックだ!!!!」

ワルド「くそおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」



アンリエッタ「やった!!戦艦が!!!」


ベジータ「・・・さぁ、死にたいやつはまだいるか!?」

「退却だ!!退却!!!!」


ベジータ「・・・チッ。手ごたえがねえ連中だ。」



ルイズ「馬鹿!!!!!!なんで来たのよ!!!!!!!!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 00:41:40.09 ID:8cPjyDzL0
ルイズ「馬鹿!!!クビだって言ったじゃない!!」

ベジータ「・・・チッ!俺様は字は読めないんだよ!」

ルイズ「この・・・馬鹿犬!!!」

ベジータ「ケッ!最後まで口数が減らねぇガキだな・・・。さてと、そろそろ流石に時間がねぇな。」

ルイズ「・・・」

ベジータ「最高に気に入らなかったぜ。てめぇの影響で穏やかになっていく自分が。
      俺ともあろうものが、生意気なクソガキにこき使われる羽目になって・・・悪くない気分だった」

ルイズ「馬鹿!!!馬鹿!!」

ベジータ「こんな雑魚しかいねぇ世界に居心地のよさを感じていた、自分がよぉ!!」

ルイズ「は、早く行きなさいよ!!本当に帰れなくなるわよ!!」

ベジータ「・・・チッ!じゃあなクソッタレ!!さよならだ!!」

――プシュン!!!!



ルイズ「うわああああああああああん!!!!!」


アンリエッタ「ルイズ・・・」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 00:54:00.27 ID:8cPjyDzL0
アンリエッタ「彼は英雄として後世まで語り継がれるでしょう・・・ルイズ・フランソワーズ・・・」

ルイズ「うぐっ・・・えぐっ・・・!」

ギーシュ「ルイズ・・・」



「 ど う い う こ と だ ク ソ ッ タ レ ! ! !」


ルイズ「・・・!!!!え!?」

―プシュン!!!

ベジータ「クソッタレ!!行けども行けども何もおこりやしねえ!!どうなってやがんだ!!」

ルイズ「あ・・・あんた・・・!!」
コルベール「ああ・・・あれはあくまでも仮説だしね?よかったじゃないか、離れ離れにならずに済んで・・・」
ベジータ「・・・二度と笑えないようにバラバラにしてやるよ」

ルイズ「馬鹿!!」
ベジータ「うお!!」
ルイズ「全く!!クビだって言ったでしょう!!!この馬鹿!!」

ベジータ「・・・ッチ!俺が知るか・・・んむっ!!」

ルイズ「・・・いいこと!!これ、再契約の証だからね!!」

ベジータ「・・・クソッタレが。」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 00:57:52.31 ID:8cPjyDzL0
おしまい!
原作持ってないから欲しいねホント

なんかネタ切れネタ切れ言われたけど、元々アニメストーリーにベジータが登場するっていうだけの妄想なのであしからず

遅くまで付き合ってくれた貴様ら本当にサントス

最後に、ベジータ、お前がナンバーワンです

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/14(土) 01:03:07.74 ID:8cPjyDzL0
地球オワタ\(^o^)/


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